はじめに。(その1)

プログラマをやっていると、よく手に職を持っているので食いっぱぐれることはないと言われるのだけれど、本当にそうなのか、そのような状況になった人を知らなかったので、噂程度でしか信じていなかった。だけど、今、まさに自分が、30歳になって会社がダメになって、職を失っちゃったのだ。だから、幸か不幸か、その言葉の真実を実体験として証明する機会を得てしまった。この日記は、その実体験の経過を記していくものだ。

ただ、いきなりで申し訳ないけれど、今は特にやることはないのだった。離職票が届かないのだ。本当ならハローワークに行って手続きしないといけないのだけれど。。。なんで必要書類がそろってないのかというと、社長がぶち切れて、限りなく解雇に近い退職を宣告されちゃったせいなのだ。即時に私物をまとめて出て行けって言われたので、総務の人が手続きをする時間もなかったのだ。不当解雇に相当する可能性はとても高いと僕自身も認識しているのだけれど、僕自身もこの会社にちょうど見切りをつけていたのと、社長以外の人たちとの関係は比較的良好だったので、訴訟なんか起こして大事にしてくれた総務の人の仕事を増やしたくないし、っていうわけで、そのまま受諾したのだ。

そんないきなりの解雇宣告があったのが12月3日のこと。その後、身辺整理やら、このサイトの立ち上げ準備やらをやっていたら、10日も経ってしまった。

今日からこつこつと、たまに途切れたりするだろうけれど、これから起こること、これまでに起きたことを日記を綴っていきたいと思う。ちなみに離職票はまだ届いていない(苦笑)